2012年10月2日火曜日

強みと弱み。ECを事例に(1/2)。

ここ数年、何か事業を起こす際に課題になるのは「どこからどこまでを自社が行い、どこからどこまでを他社に支援してもらうのか」という点です。
こういった領域はアライアンスやパートナーシップと呼ばれます。

教科書に載っているような理想的なことを言えば
「自社の強みが発揮でき、投資が最小になるようにパートナーシップを構築しろ」
ということになるのですが、こんなこと現実的に理解出来ませんよね。

というわけで具体的なケースで考えてみましょう。

最近EC界隈で話題のこちらのニュース

楽天の〝出店料見直し〟に波紋、全店舗の送料課金に反発の声

楽天が出店料の対象範囲を見直す、と言っていますね。
「今とこれから」の話だけをしても仕方がないので、ちょっと昔話をしてみます。

1:ECスタート時期
ECが始まった頃はネット販売のモール(商店街)は、場を提供し、顧客管理機能と販売システム(Webサービス)、ページ制作機能のみを提供していました。
出店社は商品を用意し、消費者と連絡をとり、納期を調整し、付き合いのある宅配業者を呼んで配送を行なっていました。
つまりモデルはこう。




2:EC拡大期
モールが差別化のために様々なオンラインサービスを追加していきます。
販売システムに加えてポイント付加機能、決済機能、販促支援機能(顧客分析、DM送付機能、レコメンド機能)等を追加していきます。
モデルはこんな感じ。


3:EC普及期
オンラインサービスだけでは差別化できなくなり、オフラインサービスも導入していきます。
倉庫(在庫)管理サービス、物流(配送)サービスなど。
モデルはこう。



見てわかる通りですが、ECプラットフォーム事業者(楽天等)の領域が拡大しています。
逆に出店社の領域は狭くなっています。
強みを発揮出来る領域が少なくなっている、ということです。

長くなったのでここまで。
続きはまた明日。

それでは。

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